恒久膜・遮光膜

 大阪万博に現れた数々の斬新なパビリオンによって、テントでできた建築は一躍仮設建築の花形となりました。東京ドーム以降は多数の恒久建築にも膜構造が採用され、世界規模のイベント競技場からインフラ整備の施設まで様々な場面に彩りを添える存在になりました。
 2000年の建築基準法の仕様規定から性能規定化への大改正の流れの中、2002年にテント=膜構造は告示化され、晴れて他の一般的な構造方法と並ぶ位置づけになりました。

膜構造(外観)
膜構造(内観)